最近この検索ワードも増えてます。
「バセドウ」と「攣り」
・・・と、その前に・・・年が変わったので、少しカテゴリー分けを細かくしました。
ま、今まで見てくれてる人にとっては特に変わったことはありません。
さて、本題・・・私が経験した(してる)事になりますが・・・参考まで。
まず、一番最初に「攣り」を感じたのは、数値が高い時ではなく落ちてきてからです。
私の場合、2006年7月に病院に行った時の数値は
T3:32.5 / T4:7.7 / TSH:0.01 でした。
で、「バセドウ病」+「甲状腺中毒症」と診断書に書かれました。
この時初めて「甲状腺中毒症」を知り、自分なりに調べましたが、
結局数値が高すぎる状態をこういうんだと、納得しました。
「攣り」が出始めたのは・・・
薬を飲み始めて1ヶ月半~2ヶ月くらい経った頃でしょうか・・・その頃の数値は
T3:10.5 / T4:1.9 / TSH:0.01 でした。
この時の「攣り」は・・・中毒症から回復するとき皆が感じると知ったので
我慢するしかない・・・と思いましたが、とにかく寝返りを打つのも一苦労で、
色んな場所が攣りました。今までに経験した事のない場所と痛み・・・
単純なこむら返りとは訳が違うし・・・もう嫌だ・・・という痛みでした。
息も出来なくなる・・・そんな感じ。
その後、数値が正常値を超えて下がり始めた頃・・・これは手術のために
あえて下げ続けた結果・・・これまで以上の痛みが襲いました。
かなり辛くて初めて薬を飲みたくない・・・って思った時の数値は
T3:1.9 / T4:0.3 / TSH:0.01 でした。
この頃は、心臓の近くが攣る事が多く、心臓発作で死ぬ・・・と思いました。
もう勘弁してくれ・・・と毎日何度も思いました。
入院して最初に薬を減らしたい・・・と訴えました。
多分、この「攣り」を検索して苦しんでる人の多くは、
数値が下がっているせいだと私は思います。
なので、薬の調整で必ず治ると思います。
ちなみに・・・手術後、チラージンをすぐにもらえなかった私の数値は
さらに下がり続け、これまで以上の痛みがありました。
一体どこまで続くのか、本当にかなり辛い時期がありました。
術後の最低値は
T3:0.3 / T4:0.1 / TSH:0.08 でした。
この頃は体の中の臓器が攣る感じ・・・。とにかく内臓が痛かった。
体に力を入れる事が出来なかった。入れると必ずどこかが痛みました。
それを思えば、最初に感じた中毒症の時の痛みが笑える程でした。
これ、悲しいかな医者に言ってもほぼわかってもらえません。
治す薬もありません。
言える事はただひとつ・・・薬の量を調節して下さいとひたすらお願いするしかない。
それでも駄目なら、抗甲状腺薬(メルカゾール・チウラジール)を飲んでる人なら
飲んでる量を減らすしかない。
甲状腺薬(チラージン)を飲んでる人なら、理由は何でも良いから
もう少し飲みたいと訴えるしかない・・・という事です。
実際私はどちらも医者に訴えましたが理解してもらえず、術後はただひたすら
しんどいから!という理由でチラージンを増やしてもらいました(笑)
それでも減らされた時は、元の木阿弥・・・
結局また出た攣りに2週間ひたすら耐えました。
実際数値が安定してからと言うもの・・・全くなくなったとは言えませんが
一時の辛い時期を思えば、今時々襲う程度の痛みは、我慢できるし
へなちょこです。
現在の数値は
T3:1.9 / T4:1.4 / TSH:0.58 です。
自分の数値を票にでもして見比べるとわかりやすいと思います。
数値が高くて、落ちてきた時に出る「攣り」は我慢して乗り越えるしかない。
その後正常値を超えて下がり続けて出る「攣り」は薬の調節を・・・。
続くと心臓の弱い人は絶対死にます。それだけの辛さがある。
これが私の結論です。