オトンの具合は思わしくない。
かなり弱ってます。
現状は、気胸の治療(外科)が優先され、肝臓の治療(消化器内科)には入れていない。
気胸の治療は、直接肺に穴を開けて酸素(空気)を送りながら
しぼんだ肺を膨らませ、同時にもう1本のホースから溜まる水を抜く処置。
そっちは少し落ち着いてるのですが・・・すごいひどい黄疸。
背中にね、シップ貼ってくれって頼まれて・・・パジャマめくって愕然とした。
全身黄色というより黄土色・・・もうね、口では表現できません。
最近ひどくなってるな・・・とは、3ヶ月ほど前から感じてましたが・・・
今、ピークですね・・・。
さらに、その影響が脳にも少し出ている。
時々おかしな事を口走ったり、言っている事がわからない。
ボーッとして、自分のいる場所がわからない、
目が回ると、昨日も言ってた。
ひどい黄疸症状が続くとそうなるらしいのですが・・・
「肝硬変や肝臓がんの場合は、いよいよ肝臓の予備力が失われてから
黄疸がでてくるので、予後不良を意味します」
こんな文章を目にしたけれど・・・。
やっぱりダメだね・・・泣いちゃって。
オトンの前では泣かないけど~
「まだ66歳やのに・・・情けないな~」とか言うんですよ。
オカンに
「迷惑ばっかりかけてごめんな~」とか
「もう家に帰れないのかな~」とか
「すまんな~」とか
「簡易ベット持ってきてそばにいてくれ」とか言うんですよ。
その度、オカンの胸は張り裂けそうになるんです。
しばらく仕事休んで、朝からずっとそばにいてあげたいって言ってます。
辛いね。
とにかく
今回もなんとか持ち直してくれるよう祈るしかない。
頑張れ!おとん!
お願い~神様(-人-)
ようやく・・・
ようやく・・・
やっとここまできたか・・・という感じです。
訴訟を起こし、国と戦おうと立ち上がってくれた方々に感謝です。
父親の癌はもうすでにどうしようもない状態だけど・・・
証明されれば、オトンも原告です。
証明されるのか不安はありますが、アタシ達家族もやれる事はやらないと・・・と
いう気持ちになってきました!
どうなるかわかりませんが、この件については何か進展があればまたここで報告しようと思います。
で
C型肝炎ウイルス検査受診の呼びかけについて・・・
友達から「あんた受けたほうがええんちゃう?」っと言われて
なんのこっちゃ?っと調べてみたら・・・
これか・・・
【参考】以下のような方々は、C型肝炎ウイルス感染の可能性が一般より高いと考えられています。
a.1992(平成4)年以前に輸血を受けた方
b.大きな手術を受けた方
c.血液凝固因子製剤を投与された方
d.長期に血液透析を受けている方
e.臓器移植を受けた方
f.薬物濫用者、入れ墨をしている方
g.ボディピアスを施している方
h.その他(過去に健康診断等で肝機能検査の異常を指摘されているにもかかわらず、その後肝炎の検査を実施していない方等)薬物濫用者、入れ墨をしている方
ありゃありゃ・・・・^^;
2つ当てはまっちゃってますけど・・・
アタシも検診受けたほうがええんやろか?
ただ・・・これで肝炎なってても、何も保障されませんけどね(笑)
私の父がくも膜下の手術時の輸血が原因ででC型肝炎になり
肝硬変→肝臓がんになったのは何度も書いていますが・・・
カルテがないため証明はできませんが・・・
このC型肝炎については、エイズと同じような感染経路をとるため
通常の生活で感染する事はまずないと言われています。
で、先日またもや
「舛添要一厚生労働相は15日、薬害C型肝炎訴訟の
和解協議受け入れについて「困っている患者の支援をしてあげたい。
健康を取り戻すことに精力を使った方がいい」と述べ、
和解による早期解決に改めて意欲を示した。
ただ、謝罪や賠償に応じるかどうかは「先走ったことは言えない」としており、
原告側の要求との隔たりも見受けられる。」
というニュースを目にし、弁護団のHPにアクセスしてみました(こちら)
その中に、
昭和39年(1964年)頃から平成6年(1994年)年頃までの間に、
血液製剤(フィブリノゲン製剤あるいは第9因子製剤)を投与された方
・・とあり、その血液製剤を使用していた医療機関が掲載されていましたので
検索してみたところ、もちろん父がくも膜下の手術をした病院も載っていました。
ほぼすべての病院で使われているんですけどね(笑)
ただやはり、記録なし、カルテなし、告知なしですので
証明するのは難しいと思われます。
さらに!!
それ以前に原告になる為には、当然裁判費用が発生します。
既に死亡された場合や、現在癌の場合は35万円の印紙代などがかかり
また手続きの費用なども実費になるでしょう。
うちの両親が、「無理!」と言ったのは、これもあるのかもしれません。
難しいことはわかりませんが
たぶん被害者は想像よりもはるかに多いと思うし、もし和解に応じたとなれば
もっと原告は増えるかもしれません。
国もそれをわかっているからなかなか和解しないのかもしれないけど。
同じ肝炎の患者を持つ家族としては、見守ることしかできませんが
この裁判がうまくいけばいいな・・・と思っています。