私の父がくも膜下の手術時の輸血が原因ででC型肝炎になり
肝硬変→肝臓がんになったのは何度も書いていますが・・・
カルテがないため証明はできませんが・・・
このC型肝炎については、エイズと同じような感染経路をとるため
通常の生活で感染する事はまずないと言われています。
で、先日またもや
「舛添要一厚生労働相は15日、薬害C型肝炎訴訟の
和解協議受け入れについて「困っている患者の支援をしてあげたい。
健康を取り戻すことに精力を使った方がいい」と述べ、
和解による早期解決に改めて意欲を示した。
ただ、謝罪や賠償に応じるかどうかは「先走ったことは言えない」としており、
原告側の要求との隔たりも見受けられる。」
というニュースを目にし、弁護団のHPにアクセスしてみました(こちら)
その中に、
昭和39年(1964年)頃から平成6年(1994年)年頃までの間に、
血液製剤(フィブリノゲン製剤あるいは第9因子製剤)を投与された方
・・とあり、その血液製剤を使用していた医療機関が掲載されていましたので
検索してみたところ、もちろん父がくも膜下の手術をした病院も載っていました。
ほぼすべての病院で使われているんですけどね(笑)
ただやはり、記録なし、カルテなし、告知なしですので
証明するのは難しいと思われます。
さらに!!
それ以前に原告になる為には、当然裁判費用が発生します。
既に死亡された場合や、現在癌の場合は35万円の印紙代などがかかり
また手続きの費用なども実費になるでしょう。
うちの両親が、「無理!」と言ったのは、これもあるのかもしれません。
難しいことはわかりませんが
たぶん被害者は想像よりもはるかに多いと思うし、もし和解に応じたとなれば
もっと原告は増えるかもしれません。
国もそれをわかっているからなかなか和解しないのかもしれないけど。
同じ肝炎の患者を持つ家族としては、見守ることしかできませんが
この裁判がうまくいけばいいな・・・と思っています。