バセドウって診断される前、兄からよく「出目金」と言われた。
意味がよくわからなかったけど
それがバセドウの症状だと知ったのは、お医者さんに通うようになってから。
その後、家族や知人からも目が出てるね~とよく指摘された。
疲れたり、薬を飲まないと特に言われた^^;
眼球が出ると言うよりまぶたが出るという感じでしょうか・・・
バセドウ独特の眼球突出という症状。
100%全員がなるものではありませんが、多い症状のひとつではある。
当時、自分ではよくわからなかったけど、今は・・・
「あ、この人バセドウだ」って、見ただけでわかる。
治療したら目も完全に治るか・・・ってよく聞かれます。
私自身も調べたり、お医者さんに聞いたりした結果でしか答えられないけど
【元通り】と【普通】の区別が難しいですね。
残念ながら
100%戻る事はない・・・と言うのが私の答えです。
私が一番出ていた時、どの位出ていたか・・・わからないけれど
去年治療再開した当時、測ってもらったところ両目7mm程度でした。
これは軽いほうだと思います。
昔よりも凹んでいると思います。
17歳から治療開始して、薬である程度、甲状腺自体も目も一時的にへこみました。
(結局その後放置しちゃったので甲状腺は巨大化しちゃったわけですが・・・)
そのへこんだ大きさ・・・それが【普通】かというとそうではない。
見る人が見ればわかる・・・。
結局コレなんです。
例えば1cm出てるものがあって・・・治療してこれが5mmになる事があっても
0になる事はない。それが答えなんです。
それが気になるかならないかも人それぞれだと思う。
またひどい症状の人では、目の焦点が合わなくなったり
左右の黒目の位置が変わってしまったり、片方の眼球だけが
突出してしまったり・・・という症状もある。
実際に私の知り合いにもいたし、調べていた時写真も目にしました。
こうなると、今度は眼科での治療をしなくてはなりません。
手術が必要な場合もあります。
酷い状態・・・と一口で言っても、それは個人差があるので
基準がわからない私。
現在の自分の目は【普通】だと思っているけど
これまた、人から言わせたら普通じゃないかもしれない・・・
難しい話です(笑)
ただね、
甲状腺の大きさも目の出てる大きさも・・・これ以上進行させない事・・・
それが何より大事だと思う。
治療をすれば、今より酷くなる事はない・・・それを忘れないで欲しいと思う。
酷い状態を嘆くより、今より酷くならない事に時間も力も費やすほうが良い。
放置して巨大化した甲状腺を、手術して取るのと
少し大きな甲状腺を、手術して取るのと
これまた同じでは決してないんじゃないかと、私は思ったのです。
たぶんそれはどんな病気でもそうじゃないかな・・・。
「この位なら大丈夫」という過信が何よりいけないぞ・・・って
時々自分に言い聞かせる言葉です(笑)