私の病気とはなんら関係ありませんので、興味のない方はスルーでお願いします♪
■押してもらえるとものすごぉく元気になります☆
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静脈瘤の治療はいつも2週間くらい。
この時は、破裂してしまったため、意外にも早く10日程度で退院しました。
何だかおかしい・・・そう思った。
ガンの治療はどうなってるんだろう?
ほっといてもいいの?
何もしないの?
何でこんな簡単に退院するの?
オカンに聞いても、よくわかりません・・・
「先生がいいって言うのだから・・・」って言うのですが、なんか、なんていうか
おかしい・・・。
それだけ手の施しようがない?って事?
そんな疑問はあるものの、でしゃばっていくのも何だか・・・なので
黙って様子を見る事に。
これまでも、もちろん、病院を変える事やセカンドオピニオンについても
言ってきましたが、うちの親はかたくなに拒んできました。
自分が信じた先生でいい。病院でいい。そう言ってまったく聞き入れませんでした。
なので、私も本人がよければそれでいいか・・・と。
今年に入って、オトンの様子は、会うたび悪くなってる感じがしました。
痩せていくスピード、食欲、顔色、全てが悪い方向へ進んでいってる・・・
このGW・・・今度は腹水でお腹がパンパンになりまた入院。
ガンがあるとわかってからすでに半年以上ほったらかしなのでは?
で、また同じ会話を繰り返す。
デジャブじゃあるまいし・・・何度も何度もなんでこんな事ばっかり言って
何で治療が進まないのだ?
さっさとエタノールで焼いちゃえよ!と・・・。
ずっと強気だったオトンも最近はすっかり弱気発言が増え
「今度入院したら出られないかも・・・」と口にするようになりました。
泣き言を言わない人の、泣き言を聞くと、胸が痛みます。
同時に、何だか行動パターンにも変化が現れます。
しんどい体をひきずって、田舎へ帰ってみたり・・・
まるで、もう二度と帰れない覚悟をしているように見えます・・・
祖母がいます。
明治生まれで・・・今は岐阜県に住んでいます。
オトンは3人兄弟の真ん中。
上も下も、もう既に他界し・・・残っているのはオトンだけです。
なので、一番祖母の事が気にかかっているのだろうと思います。
昔・・・すごい昔・・・まだ小学校1年生位だったと思いますが・・・
1度だけ、オトンが声を上げて泣いているのを見た事があります。
何があったのか全く知りませんが、その時、祖母が田舎から出てきていて
深夜に、オトンが祖母の前で泣いてた。
何だかとても、見てはいけないものを見た様な気がして・・・
私は、この時の事を、これまで誰にも話していませんが。
いろんな意味で心の準備が必要なのかも・・・と思い始めました。
だけど、考えても、考えても、考えても・・・
自分の中では何一つ整理できない。
何をどうすれば整理できるのか?
何とかなるでしょ~と気楽に、
大丈夫でしょ~って笑って
平気な振りを、繰り返し続けてるんだけど・・・
オトンの顔を見ると・・・落ち込む日が続きます。
オカンも同じです。
ある日二人でご飯を食べていたら私に言いました。
「お父さんいなくなったら、私、やっぱり寂しいわ・・・どうしよう・・・」って。
私は言葉を失って
下を向きご飯を食べながら
どんどん涙が溢れて・・・ボタボタご飯に落としながら、オカンの顔を見れずに
うんうん!ってうなずく事しかできなかった。
顔を上げたらオカンも泣いてた。
二人で泣きながら
「もっともっと生きてほしいな」って言いました。
続く